無情風呂 浅草参り 真田小ZOO
長らく時間が経ってしまい、
僕自身どこまで書いたのか完全に忘れてしまっていたのですが、
始めていきます。
いきなりクライマックスです。
ちなみに下記が前回のお話です。
伝説の樹の下での告白、オタクはベタなシチュエーションが好きだったりします。
例に漏れず僕もそうでした。
そう、季節は春、僕はアミルちゃんとの3回目のデートに花見*1を選択しました。*2
前回会ったときから2週間ちょっと間が空いていました。
人通りも多かったのですが*3、
ちょうど僕らが通りかかった辺りでベンチが都合よく
空いたので、座って花見をすることにしました。
運命線を感じる…、告白しようとは決めていたものの、
特に場所・タイミングを考えていなかった僕ですが、
時は満ちたとばかりに、まずは自分語りから始めました。*4
名刺を渡し*5、自分のつらかった過去や未来のことを話しました。
大学就職留年したことや、東北震災が重なり大変だったこと、
今の仕事のこと、これから自分が仕事でしたいこと…。
時折うなずきながら、遮ることなく話を聞いてくれたアミルちゃんは、
僕の話が一段落するとゆっくりと話し出しました。
一人っ子で両親に反対されながら短大を中退し
声優専門学校に入ったこと、
周りに期待されながらも挫折し道を諦めたこと、
学校をやめた後は、両親とも和解し今は暇あれば実家へ帰ったり
両親が自分の家に来たりする仲に戻ったこと、
競い合ったライバルたちとは今もたまに集まって遊んだりすること…*6
お互いの秘密を交換するように語り合いました。
「こんな私で良ければ、しゃろろろくん、付き合ってほしい。」
「…ありがとう、僕も同じ気持ちです、これからよろしく!」
お互いちょっとこれは恥ずかしかったなと、
我に返って笑いあっているとき、
結婚式の事前撮影だろうか、
端麗なカップルと取り巻きが通り過ぎました。*7
いつかあんなカップルになりたい、
アミルちゃんがそのときどう思っていたかはわかりませんが、
端麗カップルが通り過ぎるまで無言で見入っていました。
あの時の無音状態の瞬間を、僕は今でも思い出すことがあるのです。
TRUE END ...
今日は以上です。*8
次回からは付き合ってからの話になります。
お楽しみに!!
まとめ
- 文字に書き起こすとすごく恥ずかしいことがわかったお( ^ω^)
- バカップルじゃないカップルはいないお( ^ω^)
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