映画「楽園追放」を一緒に観に行った子の話
映画「楽園追放」がTV初放送と聞き、
そういえば一緒に観に行った子がいたな~と思い出し*2
今回の運びとなりました。
この子のことはまた書く機会があると思うので、
どんな子かは省略します。
1回目のデート(面接)で僕たちは「楽園追放」を観に行きました。
その話は特に代わり映えのない取るに足らない話なので、省略します。*3
あれは「楽園追放」を観に行ってから数回デートを重ね、
ついに僕が告白をしようと決め、決戦の地"みなとみらい"でのお話です。*4
ちょうどイルミネーションをやっている季節で、
夜ディナーに行った後に夜景をバックに告白しようと、
ストーリーは決めていました。
ランチはここで、赤レンガに行って、ここでカフェをして…
などど用意周到に考えていましたが、当日その計画は一気に崩れ去りました。
その日は年に一度の大雨の日だったからです。
みなとみらいを一通り回ろうとすると、まあ濡れる、濡れる。*5
傘はほぼ意味をなさず、靴の中、ズボンは当然ぐっしょり。
そして気温以上にまあ冷える、冷える。
エスコートが上手い男性ならこういうときは、
屋根がしっかりしたビルの中で済ませるとか、
温かい飲み物をさっと渡すとか、
毛布のようなもの*6をかけてあげるとかするのでしょうね。
未熟な僕はそんなことできず、彼女をずぶ濡れにしてしまい、
「ディナー?体調悪くなったから帰らせて」とお願いされる始末。
駅で別れるとき、「また今度…」と僕が言いかけたときに、
「ごめんなさい…」と涙目上目遣いで言われたときの彼女の顔をこれを書きながら思い出しました。
僕はこの日から、デートの日は天気を前もって調べるようになりました。
こうやって人は成長していくのですね…
でも、"天気は告白の結果を左右しない"と僕は思います。
たとえ天気が良くても、
この日の告白は上手くいかなかっただろうなと、
なんとなく思います。
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